ブログ blog

【感謝】発酵・大醸し祭りのお礼

2016.09.19

発酵・大醸し祭りにご来場いただきました皆さま、2日間、誠にありがとうございました。
ご来場いただき、様々な企画にご参加いただき、また、スタッフにあたたかいお言葉をかけていただき、心より感謝を申し上げます。
2日間でのご来場者数は、まだ公式ではありませんが、速報では4,500人程度だったようです。
初開催により運営に不慣れで、ご不便をおかけしたことも多かったと思いますし、足元の悪い2日間となってしまいましたが、地元を愛する皆様のおかげで、祭りらしいカタチを作ることはできたかと思います。
ご理解に感謝いたします。
また、初開催でご来場者数が読めないにも関わらず、グルメ屋台村に出店してくださった皆さんに感謝いたします。皆さんがいなければ祭りは成り立たなかったと思います。
そして、ライブで祭りを盛り上げてくださった演者の皆さんにも感謝いたします。皆さんの奏でる音が酒蔵に響きわたり、最高の演出でした。
もちろん、ともに協力して開催した峰村醸造と古町糀製造所の皆さんがいてくれたことが重要でした。
img_6010今代司酒造がある新潟市中央区の沼垂地区。
そこには古くより酒蔵・味噌蔵・醤油蔵・納豆蔵などの蔵が軒を連ね「発酵の町」と言われてきましたが、土地が高く狭い新潟市の中心部に蔵を構え、メーカーとして存続し続けることは並大抵のことではありません。
蔵の数は減り続け、「発酵の町」の未来が危ぶまれていると思われました。
だからこそこの土地で「発酵」をテーマにしたお祭りを開き、地元の皆さんに向こう100年以上愛していただけるものを築き上げていくことは、大げさなと思われてしまうかもしれませんが、1メーカーの存続に関わるということだけでなく、沼垂という土地のアイデンティティに関わる重要事項だと思いました。
ですからその初回がカタチになったことは、沼垂がまた「発酵の町」として名実ともに輝いていくためのスタートとしては、まずまずのものになったのではないかと安心しております。
これもすべて、関わってくださった皆さま、気にかけてくださった皆さまのおかげです。ありがとうございました。
今回はご来場の皆さまからたくさんのたくさんのたくさんの笑顔をお見せいただいて、こちらも笑顔になれました。
本当にありがとうございました。
今代司酒造も廃業の危機を迎えた過去がありました。
しかしなんとか堪えて、ここまでやってこれました。
このお祭りを通して皆さまと接し、この土地に酒蔵を構えていて良かった、と心から思えました。
また次回をお待ち下さい。
今度は皆さまに「この土地に酒蔵があって良かった」と思っていただけるよう、感謝を込めて開催したいと思います。

img_6005
最後に、メーカーとしてありがたかったこと・・・。
文化祭のようなワクワク感のなか、手づくりのお祭りを開催したことで、メンバーの団結力が何倍にも強くなりました。
良酒は和をもってのみ醸される。
酒造りのシーズンinを来月に控え、最高のタイミングでした。
皆さまからは
「今年も美味しいお酒をつくってくださいね」
というお言葉をたくさんかけていただきました。
はい、そこはおまかせください。
今度お会いする時には
「ほら、良い酒ができたでしょ?」
とご報告できるように気持ちを切り替えて、
酒造りに励んでまいります。

img_6012

記事一覧へ戻る
pagetop