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新潟食料農業大学 × 今代司酒造、 産学連携で生まれた清酒『胎内ししのくらの森』発売!

2022.03.30

新潟食料農業大学の研究チームが胎内市の「ししのくらの森」で採取した酵母を分離・育種に成功。この「ししのくらの森酵母」に、新・新潟県の名水の一つである胎内市のどっこん水、胎内市産の酒米五百万石を使用し今代司酒造が醸造した、オール胎内産としては初となる清酒『胎内ししのくらの森』が完成しました。

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■取り組みの経緯

新潟食料農業大学(NAFU)は、山・森・里・海が一体となった豊かな自然に恵まれた新潟県胎内市にキャンパスを構え、食料と農業に関する産業分野に即戦力となる人材を輩出すべく2018年に開学しました。
この取り組みは、新潟食料農業大学の地域密着型実践教育の一環として行われた事業です。胎内市の名所や特産物から清酒醸造に適した酵母を分離し、それを使用したNAFUブランドのオリジナル清酒の製造により、胎内地域の活性化と知名度向上に貢献することを目的としたものです。
今回、胎内市の名所であるブナの巨大異形樹で有名な「ししのくらの森」とハマナスの群落と夕日鑑賞スポットとして有名な「はまなすの丘」から、清酒製造に利用可能な酵母の候補株の分離に成功。その後清酒の製造に適した酵母となるよう育種改良し、「ししのくらの森酵母」が生まれました。

今代司酒造では、産学連携事業として清酒製造面で協力。「ししのくらの森酵母」、胎内産の酒米「五百万石」、胎内市の名水「どっこん水」を用いて、酵母・米・水と、原料のほぼ全てが胎内市に由来するNAFUブランド・胎内オリジナルの清酒が完成しました。

次年度以降は「はまなすの丘酵母」を使用しての清酒製造を目指し、産学連携の取り組みを継続していく予定です。

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「ししのくらの森」での試料採取と、酵母の育種実験の様子

■清酒『胎内ししのくらの森』について

森を連想させるような爽快感のある上立香に続き、フルーティーな果実様の香気が口中に広がります。心地よい酸味とキレのある後味で、躍動感のある香味のハーモニーが楽しめるお酒となっています。胎内市は山・森・里・海が一体となった豊かな自然に恵まれた地域。豊かな自然に恵まれた胎内市を象徴するような、爽やかなお酒に仕上がりました。
今回製造した清酒『胎内ししのくらの森』は、今代司酒造の直売店およびオンラインショップにて、数量限定で販売致します。

【清酒『胎内ししのくらの森』】
内容量 :720ml
原材料名 :⽶(新潟県産)、⽶麹(新潟県産⽶)  ※胎内市産五百万石100%使用
精⽶歩合 :65%
アルコール分 :17
参考⼩売価格 :1,980円(税抜 1,800円)
販売期間 :2022330⽇(水)より販売、無くなり次第終了 

【販売店情報】
●今代司酒造 直売店
所在地 : 新潟市中央区鏡が岡1-1
営業時間: 平⽇13:0017:00、⼟⽇祝 9:0017:00 (年末年始休業)
電話 : 025-245-0325
※営業時間は変更となる可能性があります。 最新の営業状況は今代司酒造HPにてご確認いただけます。
https://imayotsukasa.co.jp/info/

●今代司酒造 直営オンラインショップ
『胎内ししのくらの森』ページ
https://www.imayotsukasa.com/SHOP/shishinokura.html

 

新潟食料農業大学について

<新潟食料農業大学> 

https://nafu.ac.jp/

日本および世界の食料産業には、生産、加工、流通、販売までの切れ目ない繋がり「フードチェーン」全体を理解し、各段階の専門知識・技術を併せ持つ人材が必要不可欠です。そこで新潟食料農業大学では「フードチェーン」を一体的に学ぶ共通課程とそれぞれの専門性を高めるコース課程(アグリ、フード、ビジネス)の2つの課程を連動させ、高度な専門知識・技術と「食」「農」「ビジネス」に関する総合知識・技術を兼ね備えた”食のジェネラリスト”を育成しています。

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